ルート営業

ルート営業に向いてる人の10の特徴と意外と不要な5つの能力

“”悩む人
“”悩む人

自分ってルート営業に向いてるのかな、、、?

ルート営業に転職してやっていけるか不安、、、

ルート営業職に必要な能力を知りたい!

今回はこんな疑問にお答えします。

向いてる人の特徴は下記10点です。

  • コツコツ積み重ねが苦にならない人
  • 取引先との信頼関係を維持できる人
  • 何かとマメな人
  • 自己管理ができる人
  • 気持ちの切り替えができる人
  • 第一印象が良いと言われている人
  • 相手の話を聞くことが得意な人
  • 他人に興味を持てる人
  • 一人で行動することが好きな人
  • 比較的図々しい人

そして、意外となくてもなんとかなる能力も合わせて紹介します。

下記5点は必要ありませんので、安心してください。

  • すごい営業トークスキルは不要
  • 卓越したコミュニケーション能力は不要
  • 完璧主義な真面目さは不要
  • 絶対ノルマ達成するという気持ちは不要
  • 最初から業界知識は不要

私は現役ルート営業マンです。最初は慣れなくて多少苦労しましたが、1年通して仕事をしてみると、慣れてきてかなり楽に感じています。

実際にルート営業で経験したことを記事にしています。

本記事を読んでほしい人

・ルート営業職に転職したい人

・自分がルート営業に向いてるか知りたい人

・未経験業種でやっていけるか不安な人

こういった方のお役に立つ記事になっています。

ルート営業って実際きつい?辛い?現役ルート営業マンが解説します!

【真実】ルート営業は楽!ただし業界と条件にはこだわるべき

ルート営業に向いてる人の特徴と必要な能力10個

1.コツコツ積み重ねが苦にならない人

コツコツと毎月の数字を積み重ねていける人がルート営業に向いています。

個人営業や飛び込み営業と違い、契約一本で一発逆転!ということはほぼありません。

一度契約を取って終わりではないので、毎月コツコツ繰り返し積み重ねになります。

そういったことを苦に感じない人がルート営業に向いています。

・コツコツ積み上げが苦にならない

・繰り返しの作業が得意

2.取引先との信頼関係を維持できる人

信頼関係を維持していくことに自信がある人はルート営業に向いています。

ルート営業は取引先からの信頼が最重要項目です。

例えば下記のような感じです。

・納期や契約関係を守る

・もしトラブルで納期が遅れる場合は、必ず連絡を入れる

「まあ1日くらい大丈夫か」と思わず、めんどくさがらず対応できることが大切です。約束を守り、マメなフォローができる人は長期の信頼関係を継続していけるでしょう。

逆に、問題が起こったときに、言い訳をしたり、自分の怠惰で何度も相手に迷惑をかけてしまう人は向いていないです。

信頼関係は、築くまでに時間がかかりますが、壊れるときは一瞬で壊れます。そして一度壊れた関係を修復するのは経験上、結構難しいです。

取引先との信頼関係を維持する!という意識を持って仕事に取り組める人はルート営業でストレスなく働けるでしょう。

3.何かとマメな人

上記項目と被りますが、マメに連絡を取ったり、小さなことに気が付く人はルート営業に向いています。

マメな人ほど取引先から信頼され、関係を継続できるからです。

例えば、取引先との契約ごとや注文内容で滞りがないか連絡を入れてみたり、自社技術部門に進捗具合を確認したりするなど。

信頼関係を維持していける人はマメな人が多いので、ルート営業に向いています。

4.自己管理ができる人

ある程度自己管理ができて、怠けてしまわない人がルート営業に向いています。

ルート営業は少しくらいサボっていても割と数字を作ることができます。

取引先が決まっていて、安定的に注文がくる仕組みができていることがあるからです。

しかし、それに甘えてサボり過ぎてしまうと、取引先から「営業マンが全然来ない」などのクレームが来たり、大変なことになります。

なので、最低限仕事をするレベルで自己管理ができる人がルート営業に向いています。

5.気持ちの切り替えができる人

落ち込んだ時に気持ちを切り替えられる人はルート営業に向いています。

ルート営業と言えど、数字を作っていく営業なのでノルマがあり、実績には波があります。

取引先の業績や業界の流れでどうしてもノルマを達成できない時が来ます。

また、取引先との人間関係が悪化してしまったり、苦手な担当者が現れたりもします。

そうした悪い状況に陥ったとしても、定期訪問をして毎月淡々と業務をこなさないといけません。

状況が悪い時でも気持ちを切り替えて、継続していけば、いずれ状況は良くなります。

そう言った意味で、気持ちの切り替えができる人はルート営業に向いています。

6.第一印象が良いと言われている人

第一印象がいいね!と言われたことがある人はルート営業に向いています。

第一印象が良いだけで、取引先の人から信頼される確率が上がるからです。

身だしなみを整えるだけで第一印象はぐっと良くなりますので、下記を参考にしてください。

  • 寝癖をなおす
  • 髭を剃る
  • 爪を切る
  • 口臭ケアをする
  • 綺麗なシャツ、スーツ、靴を履く

これらを意識するだけで、信頼を獲得する近道となります。

あとは、最低限あいさつができればOK!

7.相手の話を聞くことが得意な人

話し上手よりも聞き上手がルート営業には向いています。

人は相手の話を聞くよりも自分の話を聞いて欲しいことがほとんどです。相手の話を聞くことが得意ならば、取引先の担当者とスムーズに会話ができ、関係構築に役立ちます。

また、担当者の話を引き出すことで、潜在的なニーズを掘り出すことができます。そこの自社の製品やサービスで解決できることがあれば、新たな契約を取れることがあります。

こう言った理由で相手の話を聞くことが得意な人はルート営業に向いています。

【簡単】ルート営業で話すことがない!をサクッと解決できる対策

8.他人に興味を持てる人

他人に興味がある人はルート営業に向いています。

毎月同じ担当者と会うことになりますので、話題が無くなりがちです。

しかし、相手に興味を持つことができれば、話題を作っていくことができます。

担当者の趣味や家族構成などに興味を持って、話を聞けばどんどん仲良くなれます。

意外と、仕事以外の話が信頼を獲得するのに必要だったりします。

なので、他人に興味を持てる方がルート営業に向いています。

9.一人で行動することが好きな人

会社にいるよりは、外に出て、一人で行動できる方が好きな人はルート営業に向いています。

営業なので基本的に外回りをしてナンボです。会社にもよりますが、ルート営業は取引先を定期訪問するための移動時間が一日の大半を締めます。

移動中は一人になれるので、かなり自由です。移動中は音楽を聞いたりオーディオブックで読書できたりします。

そう言った感じで、一人でいることが好きな人はルート営業に向いています。

ルート営業ですることがない!有意義な時間の使い方5選!【暇】

10.比較的図々しい人

ここまでマメで誠実な人が向いていると書いてきましたが、実は図々しさもルート営業には少しは必要です。

営業なので数字を作らないといけません。数字を作るためには自分の要求を通す“多少の”図々しさが必要です。

ルート営業は仕事の特性上、御用聞きになりがちなのです。しかし、相手の要求を聞きつつも自分の要求や、提案を通す図々しさがあった方がいいでしょう。

また、訪問するとめんどくさがられたり、また商品を売りにきた!と思われているんじゃないかなって思ってしまいます。

そういうことを感じない図々しさもあったら役に立ちます。

ただし、「比較的」図々しい人です。本格的に自己中心的で図々しすぎる人は取引先から煙たがられるのでルート営業には向いていないです。

ルート営業では意外と無くても何とかなる5つ能力

1.すごい営業トークスキルは不要

ルート営業にバリバリの営業トークは必要ありません。

顧客を口説き落とす個人営業とは違い、ルート営業は「なるべく長く」「安定した受注」を継続していくことが業務だからです。

卓越したトークスキルよりも、口下手でもいいから誠実に取引先と接する方が必要なスキルです。

2.卓越したコミュニケーション能力は不要

ルート営業ではコミュ力はほどほどにあれば大丈夫です。

取引先の担当者と毎月面談を重ねるうちに自然と関係は構築されていきます。

なので卓越したコミュニケーション能力よりも、不器用でも誠実に接することができれば問題ありません。

営業といえばコミュ力!みたいなイメージがありますが、最低限挨拶ができればやっていけます。

3.完璧主義な真面目さは不要

ルート営業に完璧主義的な真面目さは不要です。

長年同じことを繰り返すことになるので、完璧にこなそうと思っても絶対ミスります。

ミスしてしまった時に取引先にきちんと早くお詫びさえできれば問題ありません。

適当ではダメですが、真面目が取り柄です!って感じじゃなくても全然大丈夫です。

4.絶対ノルマ達成するという気持ちは不要

ルート営業に絶対ノルマ達成という気持ちは不要です。

ノルマを達成するには自分の努力だけではどうにもならないことの方が多いからです。

努力よりも、業界の流れや、取引先の業績の方が大きく影響します。

なので、ノルマに追われて精神的に病んでしまうより、気にせず続けていくことがルート営業をする上では大切です。

営業を長年やっていると、良い時も悪い時も必ずなりますので、気にせず今できることをやることが大切です。

5.最初から業界知識などは不要

ルート営業では最初から業界知識や商品知識は不要です。

知識はやっていくうちに身についていくからです。

むしろ、取引先の人から学ぶ姿勢で仕事に取り組めば可愛がってもらえる可能性大です。

仕事を続けていれば嫌でも業界の知識や商品知識は身につくので、未経験業種でも心配しなくて大丈夫です。

ルート営業未経験でも転職は可能です

ルート営業に転職を希望している人は、たとえ未経験でも転職は可能です。

事実として、私は新規個人営業から法人ルート営業へ転職を成功しました。

手順は下記になります。

  1. 転職サイトに登録する
  2. 求人をチェックしまくる
  3. 転職に必要な書類を作成する
  4. 希望する求人がないなら、転職エージェントに登録する
  5. 応募しまくる
  6. 面接に行く

とにかく第一歩として転職サイトに登録してみましょう。

転職サイトのオススメはリクナビNEXTです。

求人数が魅力的、そして何よりもサイト自体が非常に使いやすいです。

リクナビnextに慣れてしまうと、他のサービスを使う気になれないのが逆にネックです。

転職サイトには登録してるけど、希望する求人がない場合はエージェント登録をおすすめします。

転職エージェントに登録するメリットとしては、、、

  • 転職サイトには掲載されていない求人がたくさんある
  • 職務経歴書などの書類をを添削してくれる
  • 面接対策もお願いできる

これらのサービスを無料で受けられます。

圧倒的人気のリクルートエージェントをオススメします。

ちなみに私も転職エージェントサービス経由で転職を成功させました。

まとめ

今回はルート営業に向いてる人の特徴と意外と必要ない能力について解説しました。

ルート営業に向いてる人の特徴としては「コツコツ継続できる」が一番重要です。

あとは、まあまあの第一印象と最低限のコミュ力さえあればなんとかなります。

一般的な営業に必要な能力というのは意外と必要ありません。

とにかく大事なのは「信頼関係を維持する能力」です。

そのためには、取引先に対して「誠実に」向き合うことです。

ルート営業に転職したいと思っている人のお役に立てば幸いです。

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