ルート営業

ルート営業って実際きつい?辛い?現役ルート営業マンが解説します!

“”悩む人
“”悩む人

ルート営業って楽そうに見えるけど、実際はつらいのかな、、、?

できたら楽な仕事に就きたいけど、でも転職に失敗はしたくない!

今回はこんな疑問にお答えします。

本記事の内容

・ルート営業の実態が分かる

・ルート営業のキツさツラさを理解できる

本記事の根拠

僕は現役ルート営業マンです。ちなみに前職は新規飛び込み系の個人営業を7年やってました。(かなり辛かったです。)

実際に新規営業からルート営業に転職して経験したことを記事にしています。

正直、業界や性格にもよるので一概には言えませんが、きつい・辛い部分と楽な部分が表裏一体で存在しています。

本記事では、ルート営業の辛いきつい場面を解説いたします。

辛い時の対策と、有り余るメリットについても最後に紹介しています。

本記事を読んでほしい人

・ルート営業職に転職するか悩んでいる人

・現在現在進行形でルート営業が辛い人

・ルート営業の実態を知りたい人

こういった方のお役に立つ記事になっています。

実際に経験して感じたルート営業の5つのツラさ

実際に転職して3年間ルート営業をしてみて感じたツラさ・キツさを5つ紹介します。

肉体的に辛いことはありませんし、新規飛び込み営業に比べると天国のような仕事です。

しかし、ルート営業にはルート営業なりのツラさがあると実感しました。

定期的に取引先を訪問するので話題がなくなる

ルート営業は、その名の通り、ルートに沿って効率よく「定期訪問」して「定期受注」仕事です。定期的に訪問するだけだから楽そう!というイメージがあります。

しかし、その「定期」がジワジワ辛くなってきます。

そもそも毎月会うので話題もなくなってきます。毎回同じ挨拶をしていては「つまらないやつ」と思われるかも、、、とか考えすぎてしまったり。

相手が話好きの人なら話を聞くだけで間が持つので楽ですが、相手が物静かな人だとこっちがリードして会話を成立させる必要があります。

定期訪問という楽さが逆に辛く感じることがたまにあります。

担当者から嫌われると次から行きたくなくなる

ルート営業には取引先を選べないというツラさがあります。

毎月毎月訪問する必要があるので、一度担当者から嫌われてしまうと、次から訪問するのがかなり憂鬱になります。

嫌われる原因としては、、、

  • 相手が忙しい時に訪問しすぎ
  • ノルマ達成のためにゴリ押しで営業してしまった
  • こちらのミスでのクレーム
  • そもそも最初から性格的に気が合わない

などなど、結構嫌われてしまうことがあります。

嫌われても、怒られても担当が変わるまでは訪問し続ける必要があります。

これも定期訪問によるツラさです。

毎月同じことの繰り返しで虚無

ルート営業は本当に年間を通じて同じことの繰り返しです。

月によって繁忙期と閑散期はあるにしても、「毎月同じ取引先を訪問して、雑談して、注文をもらって、時に大きめの提案をして断られて、、、」

同じ道を通って同じ取引先に行くので、同じところで昼食を取ることも多いです。

毎月同じ景色を見続けて、同じ人と話をして、、、この繰り返しが時に苦しく感じます。

効率的に売上を上げるための最短ルートで訪問していくので仕方ないのですが、飽き性な人には向いていないと言えます。

ルート営業でもノルマはあるし、正直きつい

「ノルマなしの安定したルート営業」みたいな求人をよく目にします。

断言しますが、絶対ノルマはあります。ノルマという言葉を「予算」「目標」と言い換えたり、「支店」や「営業所」単位のノルマになっていることがほとんどです。

予算や目標は実際にはノルマです。支店、営業所単位の目標予算は個人に振り分けられます。

実際、私もノルマなし!楽そう!と思って転職しましたが、余裕でガッツリノルマがありました笑

ノルマを一発逆転できないツラさ

新規飛び込み営業の場合は、最終日、最後の一件でノルマ達成!みたいなことがあります。

しかし、ルート営業でノルマを達成するには毎月コツコツ数字を作っていくしかありません。

毎日少しずつサボっていると、気がつくともう絶対取り返せないくらい数字が落ち込んでいたりします。

一日二日で取り返すことはルート営業の特性上無理なので、ほぼ達成は不可能です。

サボる時はやることをやってからにしておきましょう。

ルート営業が辛いときの5対策

ルート営業のツラさは独特なものがあります。ジワジワ効いてきて、気がつけばメンタルがやられている系のしんどさです。

そうなる前に対策を講じておきましょう。

上記の5つのツラさに対する対策を紹介します。

話題がないなら準備する

毎月訪問するから話題がなくなる!という辛さに対しては、話題を準備するしかありません。

具体的には下記のような感じです。

  • 天気の話(暑いっすね!寒いっすね!雨すごいっすね!)
  • 相手の変化(髪切った?痩せた?時計かっこいいっすね!)
  • 業界の最新情報、競合他社の情報(自社競合の売れ筋商品を教えてあげると喜ぶ)

上記以外にもたくさんあると思います。子供の話や趣味の話、食事や健康、その他諸々。

話題をストックすることを意識しておくと訪問前に「話題がないなあ、、、」と困ることがなくなります。

会話力や雑談力も向上するので、スキルアップに繋がって一石二鳥です。

嫌われても気にしない(仕事だから)

取引先の担当者に嫌われてしまうと、毎月の訪問が憂鬱になりがちです。

しかし、嫌われても気にしないのが一番です。

最初から気にしないことは難しいことですが、意識的に気にしないことがオススメです。

考え方としては、、、

「仕事だから仕方ない、嫌われてる相手に臆せず立ち向かう自分すごい!」的な感じです。

臆せず、ビビらず対峙することで、相手も態度を変えるかもしれません。

そもそも自分の被害妄想で「嫌われてるかも、、、」ってこともあります。

それでもダメなら、諦めるしかありません。数多の取引先の一件を失っても、死ぬわけではありません。会社の業績より自分のメンタルヘルスを大切にした方が絶対良いです!

それで上司からとやかく言われるような会社なら転職しても良いかもですね。

繰り返しの中に、楽しみを見出す

毎月、毎年、繰り返しの毎日を送ることになるルート営業。

飽き性の人には辛いかもしれませんが、その繰り返しの中に楽しみを見出すことをおすすめします。

例えば、「毎月行くのが楽しみになるくらい美味しい定食屋を見つける」

これに限ります。

毎日の繰り返しが辛くても、美味しいものを食べる喜びを感じることができます。

この取引先に行くときは、この定食屋に行く!とセットで考えれば楽しくなるでしょう。

その定食屋にも飽きてきたら新規開拓で新しいお気に入りのお店を見つけましょう。

仕事はどうやったって辛いことがありますし、続けていかないといけません。

少しでも人生を楽しむために、美味しいお店を探しましょう。

ノルマ達成率は最低限でOK

ルート営業といえど、ノルマはついて回ります。

企業によっては相当努力、無理をしないと達成できない数字の時もあります。

達成できないと怒られることもあるでしょう。

しかし、ノルマを意識しすぎると全てがうまくいきません。

ノルマに追われて精神的に病んでしまったり、取引先に無理に押し売りをしようとして嫌われたり、、、

精神的に病んだり、取引先から嫌われるくらいなら、ノルマはほどほどにしておくことをオススメします。

ルート営業の場合、ほとんどの会社でノルマが達成できなくても給料は出ますし、クビになることもありません。

あまり難しく考えないことが、ノルマとの付き合い方だと思っています。

どうしてもルート営業がつらいなら転職を考えよう

上記4つを実践してみてみ、どうしてもルート営業に向いていない場合は、転職することを考えましょう。

実際に転職する!とまでいかずとも、転職を考えてみるだけで気が楽になったります。

なぜならば、「自分には今の会社以外にも道がある!」ということを実感できるからです。

世の中には数えきれないほどの会社がありますし、転職サイトに登録して求人検索してみると、全部見切れないほど求人があります。

ルート営業は会社によって、キツかったり楽だったりします。

今の会社でルート営業をしていることがきつくても、業界を変えればびっくりするくらい楽になったりします。

(事実、私は現職のルート営業は天国のように感じています。)

つらいなあ、、と感じているなら、とりあえず一回転職サイトなり、転職エージェントサービスに登録してみることをオススメします。

ルート営業のツラさまとめ

今回はルート営業のツラさ、きつさについて紹介しました。

長々と解説してきましたが、結論は、、、

「ルート営業にはルート営業なりの辛さがある」です。

しかし、それぞれのツラさには対策があります。

そして所属する会社や業界によって難易度は全然違います。

今の会社でルートでルート営業がしんどい場合は、転職を考えてみましょう。

ルート営業経験者は、需要がありますので、ぜひチャレンジしてみてください!

ちなみにルート営業未経験者の私でも割と簡単に転職成功できました。

今回の記事が皆様のお役に立てば幸いです。

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