営業って楽なの?きついの?
なるべく楽な仕事に転職したい、、、
実態を詳しく教えてほしい!
今回はこんな疑問にお答えします。
本記事の結論は「ルート営業は楽!」です。
ただし、勤務条件や業界の選択をミスるとかなりきついです。
本記事の内容
- ルート営業が楽な理由を現役営業ルートマンが解説
- 読めば、楽できる業界と条件がわかるようになる
私は現役ルート営業マンです。ちなみに前職は新規飛び込み系の個人営業を7年やってました。(かなり辛かったです。)
実際に新規営業からルート営業に転職して経験したことを記事にしています。
本記事を読んでほしい人
- 営業をやっていて辛い人
- ルート営業に転職するか迷ってる人
- とにかく楽な仕事をしたい人
こういった方のお役に立つ記事になっています。
【結論】ルート営業は楽です【理由3点】
個人的感想ですが、ルート営業は楽です。
私は現在進行形でルート営業職の仕事をしています。
実体験で、楽と感じた理由3点を紹介します。
楽な理由①取引先が固定されている
ルート営業は決まった取引先を訪問することがメイン業務です。
「自分で考えて行動!」みたいな頭を使う仕事ではないので、精神的にかなり楽です。
一日5件の訪問が決まっているなら、とにかく5件訪問すること。それだけです。
道順もほぼ決まっていますし、会う相手も基本的には決まっています。
取引先の担当者も、こちらが定期的に訪問してくることはわかっていれています。
訪問先が固定されているということは、精神的にかなり楽です。
楽な理由②仕事のほとんどが移動時間
ルート営業の場合、勤務時間のほとんどは「移動時間」ことが多いです。
実際、私は8時間の勤務の中で約5時間くらい移動が占めています。移動中は音楽を聴くか、深夜ラジオをradikoで聴いてます。肉体は拘束されていますが、精神的には非常に自由です。
移動が苦にならなければすごく楽です。
楽な理由③売上と自分の努力は関係しない
ルート営業は自分ががんばって売上を上げる感じではありません。
取引先から定期的な注文を安定してもらう事が大切です。
なので、「めちゃくちゃ頑張ったから売上倍増!」的な働き方は良しとされていません。
どちらかというと、無理せず淡々と言われたことをこなしていく系の仕事。
すなわち、熱血営業マンっぽい努力は必要なく、力を抜いて仕事に取り組めるので、楽なのです。
だが、楽かどうかは人による
元も子もない話ですが、ルート営業が楽かどうかはその人次第です。性格や気質など。
楽と感じる人は下記のような人です。
- 同じことを繰り返すことが苦じゃない
- 与えられた仕事を言われた通りこなせる
- 移動時間を楽しむ方法がある
こう言った方はルート営業に向いてます。
楽したいならこだわるべき3つの条件
ここでは、楽できる企業選びの条件を3つ紹介します。
企業選びを間違えると逆にきついです。
条件をしっかり固めましょう。
土日祝休みの年間休日120日以上
休みは多ければ多いほど楽です。
特に土日祝と固定の休みがあれば精神的にも楽。プライベートの予定も立てやすくなります。
年間120日休みなら「土日祝プラスα」くらいの感じです。
ちなみに、食品メーカーや食品卸系のルート営業は105日くらいのとこが多かったです。
顧客が法人で、さらに顧客も土日祝休み
営業する相手は個人ではなく法人を選びましょう。
会社相手なら、常識的な対応をしてもらえます。
また、営業先の企業が土日祝の場合、休みの日に携帯が鳴ることが無くなります。
土日も緊急の用事で連絡があると気が休まらないのでしっかり見極めましょう。
新規開拓の比率が少ない、もしくは無い
新規開拓が無いだけで仕事のストレスは激減します。
法人相手の新規開拓は難易度MAXの営業です。会社に営業マンが飛び込みで来ても基本断りますよね?
とは言え、取引先が「既存顧客100%」の会社はかなりレア求人です。
根気よく探すか、もしくは、「既存80%新規20%」みたいな求人を探してみてください。
顧客の新規と既存の割合は、「仕事内容」の欄に記載されています。
「新規営業あり(既存顧客からの紹介メイン)」的な書かれ方をしている求人も良いと思われます。
ごくまれに個人相手のルート営業がありますが、たぶんきついのでオススメはできません。(※私は個人相手の新規開拓営業をしていましたが地獄でした。)
ルート営業でオススメの3つ業界
- 工業製品を扱う業界
- 化学系の業界
- 教育機関が顧客の業界
上記3業界はルート営業では割と楽な感じで働けます。
実際にリクナビで検索してみました。さきほどあげた「条件」をほとんどの求人情報でクリアしています。
「年間休日、顧客が法人、新規開拓少なめ」を基準に転職活動を進めると、結構楽なルート営業職に辿り着けます!
逆にきついのは小売店への営業【難易度が高い】
小売店への営業は難易度が高く、きつい可能性大です。
ここでいう小売店とは下記のような感じの業態です。
- スーパー
- ドラッグストア
- ホームセンター
- 書店
- 文具店etc.
小売店へのルート営業の難易度が高い理由3点。
- 競合他社の数が多い
- 交渉力が必要
- 売り場を多く取る必要がある
つまり、競合との売場の陣取り合戦になるからです。
競合に打ち勝つためには、営業力が必要になります。
「担当者と仲良くなる」→「自社商品がいかに優れているかをプレゼンをする」→「少しでも多く商品を取り扱ってもらえるよう交渉する」など。
ルート営業といえど、常に売場の確保と商品の提案が必要です。
こういった理由から、小売店へのルート営業は難易度が高く、きついのであります。
ルート営業はきつい!っていう声は無視してOK
実際にルート営業で苦しんだ経験がある方もたくさんいます。ネット上には「ルート営業は楽って声に騙されるな!」的な情報があったり。
しかし、それらの声は企業選びをミスった人たちの声なのです。
もしかしたら、小売店への営業で疲弊してしまったのかもしれません。
転職活動で失敗しない為にも「譲れない条件」をしっかり設定してみてください。
そこをしっかり決めておけば、そこまで酷い会社に転職してしまうことはないと思います。
私は現役ルート営業マンですが、現在進行形でかなり楽をしています。
企業選びの条件は下記3点でした。
- 求人:土日祝休み120日以上
- 顧客:法人で顧客も土日祝休み
- 新規開拓無し
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